地機で織る裂織りの工程

裂織りとは、縦糸にエジプト綿や麻糸・絹糸を使い

横糸に細く裂いた裂(きれ)を使った織物です。

地機(じばた)でひとつひとつ真心込めて織り上げています。

糸と裂(きれ)の織りなす布が意外な表情を見せてくれます。

裂織りを織るには、まず横糸となる裂き布を作ります。

裂き布とは、布を継ぐか横にひとつづきの紐状にしたもので

これを横糸として織り込むことで裂織りができるのです。

裂き幅は、どんなものを織るかによって決まり、およそ8mm~1cmが標準です。

 

 

1・準備

ハサミで切れ目をいれます 。

布を手で裂きます。

2・整経(せいけい)

縦糸の長さや織り幅の本数を

整え、整経台で作る。

3・筬通し(おさとおし)

筬(おさ)に整経の

終わった糸を入れていく。

4・糸綜こう(いとそうこう)

綜こう用の糸を上糸と

下糸の間に通し

継糸を拾っていく。

5・機上げ(はたあげ)

機(はた)にセットして

織り始める。

完成

織り上がった反物は敷物や

卓布・バック・スリッパ等に

加工します。

「思い出の布」が

この様な素敵な裂織り作品にっ!

 

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